東証プライム上場・売上規模3,200億円の総合機械メーカーに対し、5か年の中期経営計画とDX投資ポートフォリオを一体で策定。18か月の伴走を通じて、220億円規模の変革投資を実装まで導きました。
クライアントは、100年以上の歴史を持つ総合機械メーカーとして、国内外に18の生産拠点を展開。しかし、事業部ごとに独立して構築されたIT基盤・データ環境が、グループ全体としての機動的な意思決定を阻害していました。
経営層は「DXの必要性」を認識しつつも、「何から着手すべきか」「投資対効果をどう測るか」という根本的な問いに答えを持てずにいた状態です。私たちの参画は、この問い自体を再定義することから始まりました。
私たちは、戦略コンサルタント・エンジニア・データサイエンティストで構成された 統合チームを投入。3層の意思決定ループ(経営 / 事業部 / 現場)を横断する対話フレームワーク「Integrated Decision Loop」を導入しました。
従来のコンサルティングとの決定的な違いは、技術の実装可能性を初期フェーズから織り込む点にあります。エンジニアが経営会議に同席し、戦略シナリオごとに「本当に3年で実現できるか」を数値で示しました。
戦略の絵姿だけでなく、それを支えるデータ基盤・組織構造・投資マネジメントを同時並行で設計・実装しました。特に、経営情報を月次4営業日から日次で見られる状態にするデータ統合プロジェクトは、初期の90日間で PoC までを完了させています。
初期90日間で「動くもの」を経営会議に見せることが、後の18か月の推進力を作った。
プロジェクト正式終了後も、STYLELAB は四半期のトランスフォーメーション・レビューのパートナーとして継続支援を行っています。戦略は「置いていく」のではなく、市場環境に応じて共に更新し続けるべきものと考えているためです。
2026年度は、生成AIによる設計自動化領域を新たな投資テーマとして追加。Engineering事業部との連携で、実装フェーズに移行しています。
経営、テクノロジー、組織 ― どの入り口からでも構いません。
課題の輪郭が定まっていない段階からのご相談を歓迎します。